ジューンブライドとも言われる6月、マッチングアプリでも出会いを探す人が多くいます。
恋人と別れた後、ふとした瞬間にLINEを送りたくなることもありますよね。
「元気かな」「どうしてるかな」想いが募る一方で、送っていいものか、相手はどう思うだろうかと悩んでしまうことも。
この記事では、別れたあとのLINEの送り方について、具体的な判断ポイントや男女の心理の違い、状況に合わせたメッセージの内容などを詳しくご紹介。LINEを送る際の注意点も解説していきます。
別れたあとのLINEはOK?迷う時の判断ポイント
別れた恋人にLINEを送るべきか、送らないべきか、迷うのは当然のことです。
ここでは、今の気持ちや相手との関係性に応じて、LINEを送るかどうかの判断基準を考えていきましょう。
復縁したい場合
復縁を望むのであれば、別れた直後に感情的なLINEを送るのは避けましょう。相手に未練がましい印象を与えたり、プレッシャーを感じさせたりする可能性があるからです。
冷却期間を置いて、お互いに冷静になり、別れの本当の原因や自分自身を見つめ直すことが、建設的なコミュニケーションへの第一歩。
冷却期間は、相手との関係性や別れの状況によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月程度が目安です。
冷却期間を置いた後、LINEを送る際には、相手の誕生日や新年の挨拶など、自然な口実を見つけるのがおすすめ。相手が返信しやすいような軽やかな内容を心がけましょう。
例えば、「誕生日おめでとう!素敵な一年になりますように」といったシンプルなメッセージや、「明けましておめでとう。今年も良い年になりますように」といった当たり障りのない挨拶から始めることで、相手も構えずに応答しやすくなりますよ。
大切なのは、すぐに復縁を迫るような言葉や、過去の思い出に深く言及する内容は避けること。
軽いやり取りから始め、相手の反応を見ながら慎重に関係を温めていく意識が、復縁への道を繋ぐ鍵となるでしょう。
相手から返信があれば、その内容やテンションに合わせて会話を続けることが重要です。
返信がそっけない場合や、既読無視されてしまう場合は、まだ相手の気持ちの整理がついていないのかもしれません。その際は、再度時間を置くことも考えてみましょう。
友人関係になりたい場合
別れたあとに友人としての関係を望むなら、まずは別れを受け入れ、お互いが新しい道を進んでいることを尊重する姿勢が大切。
LINEを送る際には、恋愛感情を匂わせるような言葉遣いや、二人だけの特別な思い出話は避けるのが賢明でしょう。
相手に「まだ未練があるのかな?」と誤解させてしまうと、友人としての新たな関係構築が難しくなってしまうかもしれません。
あくまでも、さっぱりとした、友達としての距離感を意識したコミュニケーションを心がける必要があります。
例えば、共通の趣味の話題や、グループでのイベントの誘いなど、複数人で楽しめるような内容から連絡を取ってみるのがおすすめ。「今度、〇〇のイベントがあるんだけど、みんなで行かない?」といった誘い方であれば、相手も気軽に応じやすいでしょう。
また、LINEの頻度も重要です。恋人同士だった頃のような密な連絡は避け、適度な距離感を保つことが、良好な友人関係を長続きさせるコツ。
相手のプライベートに踏み込みすぎたり、返信を急かしたりするような行動は控えましょう。相手が新しい恋愛をしている可能性も考慮し、その幸せを願うくらいの気持ちで接することができれば、きっと良い友人としての関係を築いていけるはず。
大切なのは、相手にとって心地よい距離感を見つけること。お互いにとって負担にならない、自然なやり取りを目指しましょう。
LINEを送らない方がいいケース
別れた相手にLINEを送りたくても、状況によっては送らない方がいいケースもあります。
自分の気持ちだけでなく、相手の状況や感情を最優先に考えることが、後悔しないための大切なポイント。ここでは、LINEを送るのを見送った方が良い具体的なケースについて考えてみましょう。
まず、相手から明確に「連絡しないでほしい」と言われている場合は、その意思を尊重すべき。
相手がすでに新しい恋人と幸せそうにしている場合や、SNSなどであなたとの繋がりを一切断っているような場合も、連絡は控えた方が良いでしょう。
相手は新しい生活に集中しようとしているのかもしれません。その邪魔をするような行動は、決して良い結果を生まないはずです。
さらに、別れの原因があなた自身にあり、相手を深く傷つけてしまった場合も、すぐに連絡を取るのは避けるべき。
相手の心の傷が癒えるには時間が必要で、変わる努力が必要です。感情的に謝罪のLINEを何度も送ったり、「ごめんね」という言葉だけで許しを請おうとしたりするのは逆効果。
もし、どうしても謝りたい気持ちがあるのなら、十分な時間を置いた上で、誠意を込めた手紙を送るなど、LINE以外の方法も検討してみましょう。
いずれにしても、相手の気持ちが落ち着き、連絡を受け入れられる状態になるまでは、そっとしておくのが最善の策と言えるでしょう。時には待つことも、相手への思いやりになりますよ。
別れたあとのLINEに対する男女の心理
別れた相手からLINEが来たとき、男性と女性ではその受け止め方や心理に違いがあります。
ここでは、別れたあとのLINEに対する男女の心理的な違いを紹介します。
別れたあとのLINEに対する男性心理
別れた彼女からLINEが来ることに対して、男性は比較的ポジティブに捉える傾向があります。
男性は、過去の恋愛を名前をつけて保存すると例えられるように、元カノに対して嫌悪感を抱いていない限り、連絡が来ること自体をそこまで悪く思わないよう。
多くの男性にとって、一度は好きになった相手からの連絡は、たとえ別れた後であっても、少し嬉しいと感じることがあります。
別れ際に揉めたり、ひどいフラれ方をしたりしていなければ、「元気かな?」と気にかける気持ちが残っていることも。
そのため、元カノからのLINEに対して、「どうしたんだろう?」と興味を持つことも少なくありません。内容によっては、そのまま返信してやり取りを続けることに抵抗がない男性も多いでしょう。
ただし、あくまでも嫌いで別れたわけではない場合や友達としては良い関係だったと感じている場合に限られます。
もし、別れの原因が深刻だったり、男性側が精神的に大きなダメージを受けていたりする場合は、LINEが来ても無視したり、ブロックしたりする可能性も。
男性はプライドが高い一面もあるため、復縁を匂わせるような内容や、しつこい連絡は敬遠されがちですよ。
別れたあとのLINEに対する女性心理
女性の場合は、別れた彼氏からのLINEに対して、男性よりも慎重な姿勢を見せることが多いです。
過去の恋愛を上書き保存するタイプと例えられるように、一度関係が終わると、気持ちを切り替えて次のステップに進もうとする女性は少なくありません。
元カレからの連絡は、少し複雑な気持ちで受け止める傾向があります。
女性が元カレからLINEを受け取った際、まず考えるのは「どういう意図で連絡してきたのだろう?」ということ。単なる近況報告なのか、復縁を望んでいるのか、あるいは何か魂胆があるのか…など、LINEに隠された意味を深読みしようとすることも。
別れ方が円満で、相手に対して悪い印象を持っていなければ、「元気そうでよかった」と返信することもあるでしょう。しかし、辛い別れ方をした場合や、もう気持ちが完全に冷めてしまっている場合は、返信をためらったり、既読無視したり、場合によってはブロックしたりすることも考えられます。
特に、新しい恋愛を始めていたり、仕事や趣味に没頭して充実した日々を送っていたりする女性にとって、過去の恋愛を蒸し返されるような連絡は迷惑だと感じることも。
ただし、女性の中にも、元彼と友達関係を続けたいと考える人や、状況によっては復縁を考える人もいるため、一概には言えないのが実情です。
男女の異なる心理とは?
男性は過去の恋愛をフォルダ分けして保存し、それぞれの思い出を大切にする傾向があると言われます。そのため、元カノも自分を形成してきた歴史の一部として、完全に拒絶するのではなく、ある程度の繋がりを保ちたいと考えることがあります。
また、支配欲やコレクション欲のような心理から、一度手に入れたものを完全に手放したくないという無意識の感情が働くことも。
女性は、恋愛において感情的な繋がりや共感を重視する傾向が強いと言われています。そのため、関係が終わったと感じると、気持ちをリセットし、次の新しい関係へと意識を向けることが多いです。
過去の恋愛を引きずることよりも、未来の幸せを掴むことにエネルギーを注ぎたいと考える傾向があります。
もちろん、全ての男女がこのパターンに当てはまるわけではありません。大切なのは、相手が自分とは異なる感情や考え方を持っている可能性を常に心に留めておくことですよ。
別れたあとのLINEから復縁に導くには?
別れた相手とのLINEのやり取りをきっかけに、もう一度関係を修復し、復縁へと繋げたいと願う人もいますよね。
ここでは、別れたあとのLINEから復縁の可能性を高めるための具体的な方法を紹介します。
お礼の気持ちを送る
復縁を目指す上で、相手にお礼の気持ちを送ることは、非常に効果的な方法の一つ。別れてから少し時間が経ち、お互いに冷静さを取り戻したタイミングで送るのが良いでしょう。
相手に感謝の気持ちを伝えることで、誠実さや成長した姿を印象づけることができますよ。
「今までありがとう。あなたと過ごした時間は、私にとって大切な宝物です」といったストレートな感謝の言葉や、「あの時、〇〇してくれて本当に嬉しかった。おかげで今の私があるよ」など、具体的なエピソードを交えながら伝えると、より相手の心に響きやすいでしょう。
ただし、復縁を迫るような言葉や、未練がましい雰囲気は出さないことが重要。
あくまでも、過去の良い思い出として感謝を伝えることに徹し、相手に「返信しなければ」というプレッシャーを与えないような、軽やかで前向きなメッセージを心がけましょう。
相手が良い印象を抱き、「少し話してもいいかな」と感じてくれれば、そこから自然な会話へと繋がる可能性が生まれます。
相手を応援する内容を送る
相手の新しい門出や頑張っていることを知った際に、応援する内容のLINEを送るのも、復縁への良いきっかけになります。相手のSNSの投稿や、共通の友人から聞いた話などから、相手が仕事で昇進した、新しい趣味を始めた、何か目標に向かって努力しているといった情報を得た場合に有効。
ポイントは、上から目線になったり、お節介だと思われたりしないように、あくまでも「陰ながら見守っている」というスタンスを貫くこと。
また、自分のことばかり話すのではなく、相手の頑張りを具体的に褒めたり、共感の言葉を添えたりすると、より好印象を与えられます。
相手を尊重しつつ、自分も前向きに過ごしていることを伝えるのも良いでしょう。
相手に「自分のことを理解してくれている」「応援してくれる存在がいる」と感じさせ、警戒心を解き、再び心を開くきっかけになる可能性がありますよ。
相手の体を気遣う内容を送る
相手の誕生日や季節の変わり目、あるいは相手が少し体調を崩していると聞いた時などに、相手の体を気遣う内容のLINEを送るのも、自然な形で連絡を取る良い口実になります。
気遣いのメッセージは、相手に優しさや温かさを伝え、安心感を与える効果が期待できます。
重要なのは、過度に心配しすぎたり、詮索するような内容になったりしないように気をつけること。
あくまでも、さりげなく、相手を思いやる気持ちを伝える程度に留めるのがポイント。「返信は気にしないでね」といった一言を添えるのも、相手にプレッシャーを与えないための配慮となります。
優しい言葉は、相手の心に安心感や親近感を抱かせるきっかけになる可能性も。特に、相手が弱っている時には、温かいメッセージが心に沁みやすいものです。
簡単な質問からLINEを続ける
LNEに対して相手から返信があった場合、そこから自然な形でやり取りを続けるためには、相手が答えやすい簡単な質問を投げかけるのが効果的。
例えば、相手の趣味に関することや、最近あった出来事に関する「そういえば、前に話していた〇〇の映画、もう観た?どうだった?」とか、「最近、何か面白いことあった?」といった軽い質問から始めてみましょう。
ただし、相手が答えに困るような難しい質問や、プライベートに踏み込みすぎるような内容は避けるのが賢明。
また、自分の話ばかりにならないように、注意しましょう。LINEのやり取りが続く中で、相手が楽しそうにしていたり、積極的に話題を提供してくれたりするようであれば、少しずつ個人的な話題や共通の思い出話に触れてみるのも良いかもしれません。
ただし、焦って距離を縮めようとせず、相手のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を再構築していくことが大切です。
別れたあとLINEを送るときの注意点
別れた相手にLINEを送る際には、良かれと思って取った行動が、かえって相手にマイナスな印象あたえてしまうことも。
ここでは、別れたあとにLINEを送る際に特に気をつけたい注意点について解説します。
長文LINEは送らない
LINEを受け取る側にとって、いきなり長文のLINEが送られてくると、読むのに時間がかかり、内容によっては重たいと感じさせてしまう可能性があります。
LINEは本来、短いメッセージで気軽にコミュニケーションを取るためのツール。
長文のメッセージは、相手に返信のプレッシャーを与えてしまうこともあります。伝えたいことがたくさんある場合でも、まずは相手が返信しやすいように、簡潔で分かりやすい内容を心がけましょう。
用件は一つに絞り、数行程度でまとめるのが理想的。
もし、どうしても伝えたいことが多い場合は、一度に全てを送るのではなく、相手の反応を見ながら、少しずつ小出しにしましょう。
相手の負担を考え、読みやすく返しやすいメッセージを送ることが、スムーズなコミュニケーションの第一歩です。
何度もしつこく送らない
LINEを送ったあと、相手からなかなか返信がないと、不安になって何度も追いLINEをしてしまいたくなりますよね。ですが、これは絶対に避けたい行動の一つ。
しつこくLINEを送る行為は、相手に「監視されている」「束縛されている」といった不快感や恐怖心を与え、完全に距離を置かれてしまう原因になりかねません。
返信がないからといって、すぐに「嫌われたんだ」「無視されているんだ」とネガティブに捉えず、気長に待つ姿勢が大切です。
一度LINEを送ったら、少なくとも数日から1週間程度は相手からの反応を待ってみましょう。それでも返信がない場合は、まだ連絡を取るタイミングではなかったのかもしれません。
しつこい連絡は、印象を悪くするだけでなく、復縁の可能性を自ら潰してしまう行為になりますよ。
復縁したい気持ちや未練は伝えない
復縁を望んでいる場合でも、最初の連絡や、まだ関係が温まっていない段階で「復縁したい」「まだ好きだ」と気持ちを伝えるのは避けましょう。
相手がどう思っているか分からない状況で、一方的に復縁を迫るようなメッセージを送ってしまうと、相手はプレッシャーを感じて引いてしまう可能性も。
未練がましい言葉や、過去の恋愛を美化しすぎるような発言は控え、楽しい会話を心がけましょう。
相手がLINEのやり取りを「楽しい」「安心する」と感じてくれるようになれば、自然と会う機会が生まれたり、相手の方から少しずつ心を開いてくれたりする可能性が高まります。
復縁の気持ちを伝えるのは、お互いの関係がある程度修復され、相手もあなたに対して前向きな感情を抱いていると確信できてからでも遅くはありませんよ。
相手の状況は詮索しない
相手のプライベートな状況、特に新しい恋人の有無や仕事の詳細などを根掘り葉掘り詮索するような質問はやめましょう。
詮索は、相手に不快感を与え、「まだ自分のことを探っているのか」と警戒させてしまう可能性があります。
LINEのやり取りの中で、相手が自ら話してくれる範囲で近況を知る程度に留めておきましょう。
質問をする場合でも、「最近どうしてる?元気?」といった軽い問いかけから始め、相手が話したくないような雰囲気を感じたら、すぐに話題を変える配慮が必要。
SNSの投稿などを過度にチェックして、その内容についてLINEで触れるのも、相手に「監視されている」という印象を与えかねないので注意が必要です。
相手のプライバシーを尊重し、心地よい距離感を保つことが、良好なコミュニケーションを続けるためには不可欠。信頼関係が深まれば、相手も自然と自分のことを話してくれるようになるでしょう。
まとめ
別れた相手へのLINEは、迷いや不安がつきものですよね。しかし、自分の気持ちと相手の状況を冷静に見つめ、適切なタイミングと内容で連絡を取ることで、新たな関係性を築ける可能性は十分にあります。
復縁を望むにしても、友人関係を望むにしても、大切なのは相手への思いやりと誠実な気持ち、そして焦らないこと。
LINEを送る際には、相手の負担にならないよう簡潔な内容を心がけ、しつこく連絡したり、一方的に自分の気持ちを押し付けたりしないように注意しましょう。
男女の心理の違いも理解しておくと、相手の反応に一喜一憂しすぎず、冷静に対応できるかもしれません。
大切なのは、過去にとらわれすぎず、今の自分にできる最善の行動を選択すること。その積み重ねが、きっと良い結果を運んでくれるはずですよ。
コメント